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UVC対応 HDMIビデオキャプチャカードを購入し、
思いついて、実際にできたので、アイデア共有です。
はじめに
最近、専用ドライバのいらない、
「UVC対応 HDMIビデオキャプチャカード」
なるものが発売されています。
キャプチャカードで有名な、Avermedia社のものなども対応しています。
![](https://maxigundan.com/deeplearning/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/5fb86ecc02b3fb5c026782174b13fb9e.png)
そして、
UVC(USB Video Class)対応ということは、
言い換えれば、
キャプチャ映像がWebカメラ映像のように扱えるということです。
(実際にカメラアプリでテレビ画面をキャプチャできたり)
つまり、
もしやカメラ映像解析の要領で、
HDMI入力のテレビやゲーム映像も解析できるんじゃ??
と思いついたのでちょっと情報共有です。
実装手法
USBカメラの映像から、
リアルタイム顔検出や動体検出をする手法が、
確立されています。
(例えばOpenCVの顔検出、Tensorflowでの物体検出など)
これはほとんどがOpenCVのVideoCaptureクラスを用いたもので、
UVC対応のデバイスであれば、ラクに実装できます。
つまり、
UVC対応HDMIキャプチャカードを使えば、
OpenCVのVideoCaptureクラスを用いた
「Webカメラの表示サンプル」などのコードがそのまま使えるということ。
ということは、
Tensorflowを用いた顔検出コードサンプルを動かせば、
キャプチャカードに入力したテレビ映像で 顔検出することができるということ。
<よくやる手法> USBカメラ → カメラ映像解析(例:顔検出) → 顔枠の表示
<思いついた手法> HDMIキャプチャ → テレビ映像解析(例:将棋の盤面など判別) → 最適手の判定
など、
これは、いろんな可能性が広がるぞぉお!!!
何に流用できるか
例えば、
ゲーム映像から内容を判別して、
自動的に統計を取って、
レア度など確率の推定や、効率の最適化を行う。
例えば、
ダンス映像から、
OpenPoseなどで姿勢検出し、
3Dモデルを使ってリアルタイムで動きを再現する。
例えば、
ニュース映像の文字を認識して、
自動的に見出しを抽出する。
などなど、
パッと思いついただけでも、色んな事に流用できそうです。
さいごに
自分も何か作ろうと思いますので、
できた時には、このブログで記事にしようと思います!
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